俳優出身の実業家、金子賢氏が、投資詐欺疑惑で知人の投資家を提訴し、東京地裁で民事裁判の口頭弁論が行われた。金子氏は、Xと名乗る元野村證券社員から70人近くから集めた約20億円の投資話に飛びついていたが、虚偽の話であったため、4000万円を投資し、12000万円を受け取ったものの、中傷コメントなどによる精神的苦痛や固定収入の失墜などでXを訴えた。金子氏は現在、サプリメントのプロデュースや美ボディーを競うコンテストを主催しているが、トラブルで事務所を退所し、取引先にも通告されたという。「名誉毀損とかで（被害届も）受理されてます。ぼくはもう普通の仕事しかしてません。いまは一般人で芸能はやってないので、静かに生活させてください」次回の口頭弁論は8月。勾留中のXへの尋問も予定されている。