JR四国バスが運行する高速バスで、乗客がトランクに閉じ込められたまま走行してしまったと、四国運輸局が明らかにした。20代女性が荷物を取り出した後に車両のトランク内に入っていたが、運転手は気づかず、約1.6キロを7分ほど走行した。トランクは内側から開けられない構造だったが、女性にけがはなかった。JR四国バスは謝罪し、松山支店のバス1台を20日間使用停止とする行政処分を受けた。宮武部長は「再発防止に全力で取り組む」とコメントした。報告が遅れたことについては、「女性に直接会って謝罪してからにしようと思った」と釈明した。